「少年野球、何歳から始めるのがベスト?」周りと比べて焦ったり、早すぎて続かないかと不安に思ったりしていませんか?そのお気持ち、よく分かります。この記事では、野球歴40年以上の私が、お子さんに合った始めどきを見つける具体的なヒントと、親としての心の持ちようを、自身の経験を交えながらお伝えします。
『いつから始めよう…』その悩み、焦る必要はありません。お子さんだけの”最高のタイミング”を見つけましょう
少年野球はいつから?その悩み、焦らなくても大丈夫ですよ
はじめまして。少年野球の保護者向け情報サイト「野球小僧のトリセツ」編集長の菊池です。 お子さんの習い事を考えたとき、「少年野球、いつから始めるのがいいんだろう?」と悩みますよね。「周りはもう始めているけど、うちの子は遅くないかな…」「でも、まだ6歳だし、早すぎて嫌いになったらどうしよう…」そのお気持ち、すごく分かります。何を隠そう、野球一筋で生きてきた私ですら、長男の時には同じように悩みました。焦る気持ちと不安な気持ちでいっぱいになりますよね。
ですが、結論からお伝えします。焦る必要はまったくありません。 この記事では、なぜ私たちが「始める時期」で悩んでしまうのかを紐解きながら、お子さんにとっての「最高のタイミング」を見つけるための具体的なヒントをお伝えしていきます。
なぜ「始める時期」で悩んでしまうのでしょうか?
そもそも、なぜ私たちはこんなにも始める時期で悩んでしまうのでしょう。その原因は、大きく3つあると私は考えています。
- 周りの子たちが始めたと聞いた時の焦り 「〇〇くん、野球始めたんだって!」そんな話を聞くと、「うちもそろそろ考えないと…」と、つい焦ってしまいますよね。我が子だけが取り残されてしまうような感覚に陥るのは、親として自然な感情です。
- 「ゴールデンエイジ」という言葉への期待と不安 9歳から12歳頃の、運動神経が飛躍的に伸びる「ゴールデンエイジ」。この言葉を聞くと、「その前に始めないと手遅れになるのでは?」と不安に感じてしまう保護者の方は少なくありません。
- 本人の「やりたい」気持ちがまだ分からない 何より悩ましいのが、お子さん自身に「野球をやりたい!」という明確な意思がまだ見えないことではないでしょうか。親が主導で始めて、もし本人が楽しめなかったら…と考えると、二の足を踏んでしまいますよね。
これらの悩み、すべて過去の私が経験したものです。だからこそ、今悩んでいるあなたに寄り添うことができると信じています。
【年齢別】一般的なスタート時期と特徴
では、一般的なスタート時期にはどのような特徴があるのでしょうか。あくまで一つの目安として、それぞれの時期のメリットや関わり方のヒントをご紹介します。
- 【幼児期(年中~年長)】まずはボールと友達になること この時期は、野球のルールを理解するよりも、「ボールを投げるって楽しい!」「お友達と走るのって面白い!」と感じることが何より大切です。スポンジ製のバットや柔らかいボールで遊ぶことから始め、野球というスポーツに親しみを持つための準備期間と考えてみてはいかがでしょうか。
- 【小学校低学年(1~2年生)】一番人気のスタート時期!その理由は? 体力もつき、先生やコーチの話をある程度理解できるようになるこの時期は、少年野球を始めるお子さんが最も多いボリュームゾーンです。まさにスポンジのように、投げ方や打ち方をどんどん吸収していきます。この時期に大切なのは、技術よりもまず「野球って楽しい!」という気持ちを育むことです。
- 【小学校中学年(3~4年生)】本人の意思があれば、伸びしろは無限大! 周りの子よりスタートが遅いと感じるかもしれませんが、全く問題ありません。この年齢になると、本人の明確な「やりたい」という意思を持って始める子が多く、その分、上達のスピードは驚くべきものがあります。むしろ、他のスポーツを経験してきたことで、体の使い方が上手になっているケースも少なくありません。
「何歳から」より大切な3つのこと
年齢別の特徴をお話ししましたが、私が指導者として、そして一人の親として最も大切だと感じているのは、「何歳から始めるか」という数字ではありません。
- 主役はあくまでお子さん!「やりたい!」が最高のサイン どんなに素晴らしい指導者がいても、どんなに恵まれた環境があっても、お子さん本人の「やってみたい!」という気持ちには敵いません。その気持ちこそが、上達への何よりのガソリンになります。親としてできるのは、そのサインを見逃さないように、アンテナを張っておくことではないでしょうか。
- 親子で無理なく通えるチームですか? 少年野球は、お子さんだけでなく親のサポートも必要になる場面があります。練習場所への送迎、練習時間など、ご自身の生活スタイルに合っているか、無理なく続けられる環境か、という視点も非常に大切です。
- まずは「体験入部」でチームの空気を感じてみましょう 百聞は一見に如かず。気になるチームが見つかったら、ぜひ一度体験入部に参加してみてください。指導者の声かけは厳しいのか、優しいのか。子どもたちは楽しそうに練習しているか。そのチームの「空気」がお子さんに合うかどうかを、肌で感じることが何よりも重要です。
プロ野球選手だって始めどきは様々!親として心がけたいこと
「でも、プロになるような選手はみんな早くから始めているんじゃ…」そう思う方もいるかもしれませんね。しかし、実際は小学校高学年から始めた選手もいれば、中学から本格的に始めた選手もたくさんいます。
大切なのは、他の子と比べることではありません。あなたのお子さんの成長ペースを信じ、一番の理解者であり、最高のサポーターでいてあげてください。野球の技術的なことは、監督やコーチに任せましょう。保護者のあなたにしかできない役割は、温かい食事と、どんな時でも「頑張ったね」と笑顔で迎えてあげることです。
まとめ:お子さんにとっての「最高のタイミング」を一緒に見つけていきましょう!
少年野球をいつから始めるか、その答えは一つではありません。お子さんの数だけ、正解のタイミングがあります。 焦る必要はありません。周りの声に惑わされる必要もありません。
この記事が、あなたとお子さんにとっての「最高のタイミング」を見つけるための、一つのきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。 あなたの野球ライフが、素晴らしいものになることを心から応援しています!